大会レポート

函館マラソン2019

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マラソンシーズンからは外れていますが、「夏に走れるフルマラソン」を探した結果、夏のターゲットレースとして函館マラソンに申し込みました。4月後半にに左膝の内側を痛めてしまい、本格的に練習を再開したのは5月後半となってしまいましたが、約1ヶ月半トレーニングを積んできたこともあり、なんとか自己ベストを約2分更新することができました。函館マラソンは雰囲気も最高で、仕事の折り合いが付けば来年も是非出たいと思える大会でした。

函館マラソン(フル)の結果

日時:2019年7月7日(9時10分スタート)
記録:3:14’41”(ネットタイム)
条件:曇り(スタート時 気温19℃/湿度90%/曇り/風速1m)

函館マラソンのおすすめ度:◎

函館マラソンの設計:◯

函館マラソンにはハーフマラソンとフルマラソンが存在します。

フラットな高速コースで行われるハーフマラソンは実業団のトップ選手が多く出場し、競技性が高い大会となっています。私はフルマラソンを走っていたため、ハーフ選手にはすれ違いもしませんでしたが、東京オリンピックのマラソン選考会であるMGCに出場予定の選手も男子7選手、女子9選手がエントリーしており、観戦としても非常にわくわくする大会です。山本修二選手(旭化成)、堀尾謙介選手(トヨタ自動車)、福士加代子選手(ワコール)が欠場だったのは残念でしたが、とにかく参加メンバーが豪華でしたね。

フルマラソンは競技性とファンランの嗜好性が同居する大会です。記録を狙うには少し厳しい面もあるのですが、レースがほぼ完璧に運営されていることもあり、かなり走りやすいです。タイム別のスタートも完璧に管理されていました。

★ハーフマラソンの後方ランナーを抜かしていく箇所があるのですが、右がハーフランナー、左がフルランナーと分けられており、混雑をスムーズに抜けられます↓

★タイム別のブロック分けはしっかり管理されています↓

コースも競技場に始まり、函館空港、海岸沿いや、赤レンガ沿い、路面電車線路上などバラエティに富んでおり函館の観光地をおさらいできるコースとなっています。レース設計・運営上の唯一の難点はアップダウンでした。事前にコース工程図を見ていたため、特に前半はある程度覚悟していましたが、後半のアップダウンは勾配も急でこたえました。

函館マラソンのアクセス:◯

函館マラソンは非常にアクセスしやすい大会です。函館駅から函館マラソンの発着である千代台陸上競技場までは徒歩でも30分ですし、市電やバスの千代台駅からは徒歩10分です。私は徒歩15分圏のホテルに泊まりましたが、周辺に宿泊施設も多くありそうでした。

新幹線の函館北斗駅や、函館空港からも30分圏内ですので、アクセスに不満がある参加者はほぼいないと思います。強いて言えば、当日飛行機移動でマラソンに参加できると良いですが、こればっかりはしょうがないですね。

★前日の函館駅↓

函館マラソンにおけるPBの出やすさ:△

高速コースであるハーフマラソンに比べ、フルマラソンはアップダウンがやや厳しいです。私も今回フルマラソンで自己ベスト更新していますので、絶対に無理だとは言いませんが、前半の坂でじわじわと脚を消耗してしまい、後半の急坂でエネルギー切れになってしまうパターンが多そうです。

★函館マラソン工程図↓

30キロ前後から高架道路の上を走るのですが、高架道路に上がるための坂が相当きついです。海沿いで風も強いため、くじけそうになってしまいました。私も30キロ以降ペースが落ちているのですが、抜かれたのは1人だけで、むしろ止まりそうになる選手をどんどん拾っていくような展開でした。

函館マラソンにおけるエイドの充実度:◎

まず、給水は最高です。頻度も多いですし、フルとハーフでテーブルが分かれています。給水地点では各テーブルに通し番号がついているため、「あっここ混んでるから、先のテーブルで取ろう」という選択もしやすいです。これは単純な点ですが他の大会でも見習ってほしいポイントでした。

★函館マラソンのエイド。この3/3の表示がありがたい↓

そして、函館マラソンを特徴づけているのは、給食だと思います。海鮮丼やらラーメンやらメロンやら、普通のマラソンでは見られないものがたくさん出てきます。36キロ地点での海鮮丼やラーメンは腹痛リスクを感じスルーしてしまいましたが、函館マラソンの名物シーンですね。

★函館マラソンの名物エイド(海鮮丼・塩ラーメン)↓

函館マラソンのコストパフォーマンス:◎

函館マラソンのエントリー料金はハーフマラソンが5,000円で、フルマラソンが9,000円と一般的なレンジ内ではないかと思います。しかしエイドの充実や、ゴール後のおもてなしゾーン内の無料飲食、アミノバイタル試供品の提供、タオルとキャップの記念品、即時発行の記録証など充実したサービスを考えると、函館マラソンは極めて高コストパフォーマンスのレースだと思います。

★アミノバイタルの試供品。レース前、30km地点、レース後と無料配布しており衝撃でした↓

★おもてなしゾーンの食事風景↓

★いかめし、かごめ汁

函館マラソン:出走レポート

前日夜に函館入りし、ビジネスホテルよしずみという格安ホテルに泊まっての出走でした。前日から6-8mの強風の予想が出ており心配していましたが、朝起きると風はほとんどなく安心。会場まで歩いて15分だったため、ウォーミングアップやトイレをホテルで済ませられたという意味で、リラックスして臨めました。

★函館マラソン前夜に宿泊したホテル

★函館マラソン当日も強風の予想でしたが、実際には風はさほどありませんでした

★ただ、ひとつ事件が。ランニングウォッチが電池切れです。前日まで使えていたのに、マジか。

徒歩で会場まで進むと、マイクの声が聞こえてきて、にぎやかなお祭りのような雰囲気に。手荷物預け所は行列ができていたため、プールの更衣室にあった無料ロッカーを使用。このロッカーはスタート直前までかなり空いており、手荷物預け所を使うより効率的だったように思います。

★函館マラソン入り口↓

★手荷物預かり所の行列↓

★プール更衣室ロッカーはスタート30分前でこの状況↓

函館マラソンでは、ブロック分けがきっちりなされているのですが、陸連登録者は一番前からスタートできます。競技レースらしく、スタート地点には何やらお偉そうな来賓がたくさんいましたね。スタート地点横では、おなじみの瀬古利彦さんと福島和可菜さんを発見。瀬古さんは周りのランナーから握手攻めにあってましたね。

★おそらく函館マラソン関係者のお偉いさん方↓

★おなじみの瀬古さん。函館までご苦労さまです↓

まず9:00にハーフがスタートし、その後9:10にフルがスタートしました。2-3キロ地点からハーフ出場ランナーの大群に追いつきますが、ハーフとフルでコースが左右に整理されているため、ほとんど混雑はなく順調に進行。7-8キロほど進むと最初の大きな上り坂に。そこまで気になるレベルではなかったけど、確実に脚は使っていたかな。若干風があったため、同じペースのランナーを見つけては後ろにつく「コバンザメ作戦」を徹底。

20キロ前後から、息が上がりはじめました。若干、左脚のふくらはぎにも不安を感じたため、下りでは極力ペースを上げずに、周りのランナーには「下りで離され、上りで追いつく」を徹底していました。

27キロ前後で、東京からやってきたと思しき2人組が「あと皇居3周と考えれば気が楽だよね」と話しながら私のことを抜いていきました。「たしかにそうだ!」と思い、彼らに着こうとしましたが、1キロ5秒ほど早く断念。私の周りを走っていた数人もこの2人組に付いてしまったため、取り残されてしましました。直後の28キロ辺りから、強風ゾーンが2キロほど続くなか単独走に。「しまった付くべきだった」と思っても後の祭り。強風ゾーンの終了後、30キロ付近でアミノバイタルのゼリーを配っていたのは、気持ちを切り替える上で本当に助かりました。

30キロ過ぎで「自己ベストは確実だな」と思った直後、高架の上を走っているランナーがました。自己ベストは確実と安心したことへの天罰だったのかもしれません。「げっあそこ登るのか」。高架の上はアップダウンが激しく、ここでも強風。このあたりでペースがかなり落ちてしまいましたね。周りにペースを維持できている人がほとんどいなかったのもキツかったです。

折り返し後に再度2つの高架を超えると40キロ地点も越えられ、ようやく安心してきました。しかし、後ろから良いペースで来たランナーにまくられると、反撃する力は残っておらず。残り2キロはただ耐えるだけのレースになってしまいました。

ゴール後は素敵なタオルを配っており、メロンも振る舞われていました。ここでも回復用にアミノバイタルのスティックが配られており、「なんて素晴らしい大会なんだ」と感激しました。

★函館マラソンの充実の参加賞↓

★メロンサービス↓

いやーとにかく、3年半ぶりに自己ベスト更新できて嬉しかったです。

★函館マラソンゴール後↓

★ゴール後の競技場↓

★函館マラソン会場からもっとも近い温泉/銭湯(徒歩15分)↓

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