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織田フィールド(代々木公園競技場)

東京都内のランニングスポットの紹介です。今回はランナーの聖地とも言われる織田フィールドです。織田フィールドというのは、代々木公園陸上競技場のことであり、日本人初のオリンピック金メダリストとして知られる織田幹雄にちなんでいます。

織田フィールドの特徴

織田フィールドは全天候型(所謂タータン塗装)の400mトラックです。2017年の改修完了間もないこともあり、非常にきれいな陸上競技場です。織田フィールドの場内にはシャワールームや無料ロッカーも完備されており、非常に充実した施設です。時間も朝9:00-21:00までオープンしており、夕方以降は照明設備が自動点灯されます。

織田フィールドは、原則毎週水曜日が開放日になっています。誰でもこの素晴らしい織田フィールドの設備が無料で使えるのです。水曜日はランニングクラブや近郊の高校生、大学生などが集って練習しており、織田フィールドは半端ない賑わいとなります。

直近の水曜日の織田フィールドの様子はこんな感じ。東京ってこんなにランナーいるんだ...という感じです。

やはりロードを走るのと、織田フィールドのようなトラックを走るのではペース管理の厳格さが全く変わってきます。ペース管理を厳格にできるということは、練習の強度をあげられることを意味します。私としてはある程度のレベルに達すると、定期的にトラックで練習することは必須になってくると考えています。その意味で織田フィールドを使える環境にあるランナーは非常に恵まれていますね。

織田フィールドは貸切予約が入っていなければ、追加で無料開放されます。織田フィールドの前の掲示板で直近1ヶ月の開放予定日の確認が可能です。

なおインターネット上でもこのように織田フィールドの開放日がアップされています。
>>>織田フィールドの開放日はこちら

織田フィールドのアクセス

織田フィールドの素晴らしさのもう1つの点として、類を見ないアクセスの良さがあります。代々木公園の敷地内に陸上トラックがあり、周辺の駅(原宿駅、明治神宮前駅、代々木公園駅、代々木八幡駅)から徒歩7-8分と素晴らしい立地です。

ビジネスパーソンが、仕事終わりに織田フィールドに集まっり練習して、ちょっと飲んで帰るなんていうことも可能ですね。

織田フィールドの周辺施設

織田フィールドの最寄り駅は原宿ですし、練習後の飲食には場所欠くことがありません。また、代々木八幡駅側も小さな雰囲気の良いお店がたくさんあり、特に織田フィールドの開放日である水曜日は混雑しているように思われます。

そして、代々木八幡付近において水曜日限定で異常に混雑する施設が、銭湯の八幡湯です。この銭湯では荷物を置いて走りに行くことが公認されているため、織田フィールドの開放日である水曜日の夜は常に満員御礼状態です。入場料も460円とリーズナブルですし、私も織田フィールドでのランニング時のベースとして非常に重宝しています。


織田フィールドが縮小されるとの噂

東京都と渋谷区は、代々木公園内を再開発する検討を行っています(渋谷スクランブルスタジアム構想)。渋谷区の外郭団体が主導する形で、3万人収容規模のサッカー用スタジアムを2020年着工、2027年完成することを目指しています。

渋谷区の外郭団体が完成イメージ図を発表していますが、このイメージ図からは織田フィールドはトラック型から直線型に縮小される形になっており、織田フィールドの愛好家からすると正直「えっ??」という感じてしまうイメージ図になっています。IT系企業の社長や、日本サッカー協会の川淵氏など多くの著名人が構想に関わっているため、実現してしまいそうな勢いです。

今後話がどう進展していくかはわかりませんが、個人的には織田フィールドの形は残してほしいなぁと切望しています。

  • この記事を書いた人

KOTA

戦略コンサル業の引退を機に2020年(34歳)より本格トレーニングを再開。 マラソン3時間12分39秒、5000m17分53秒だった私が、30代後半でマラソン2時間30分切り、5000m14分台、1500m3分台の全ての達成を目指す挑戦を記していきます。

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