最近、ランナー以外でも5本指ソックスを履いている人が目立つようになってきました。
5本指ソックスは通常の靴下に比べ指が動かしやすくなるため、足のムレ防止になることに加え、構造上の特徴(つま先がしぼんでいない、横アーチのホールド力)により、外反母趾や内反小趾を防止/改善できることが最大のメリットだと思います。私は本格的に5本指ソックスを採用してから、長距離ラン後に悩まされていた内反小趾がほとんど起こらなくなりました。
私のケースでは、長距離ランにより横アーチが崩れてくるケースが多かったため、横アーチのホールド力の強い5本指ソックスを履きはじめたことが改善ポイントでした。
いくつか試した中で、ランニングにおいておすすめの5本指ソックスを紹介したいと思います。
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Find Out(ワークマン)
「えっスポーツブランドではないワークマンの5本指ソックス?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、5本指ソックスは穴が開きやすいという課題がある中で、ワークマン製の5本指ソックス(Find-Out)は非常におすすめです。
ワークマンの5本指ソックス Find-Outがおすすめな理由
- 耐久性の高さ
- 横アーチのホールド力が程よく強い
- 生地の材質がちょうどよい
- コストパフォーマンスが高い
(人気すぎるせいか3足980円→2足780円にやや値上げされました)
アーチパワーアシスト(ワークマン)
この5本指ソックスは上述のワークマンFind Outに比べて素材が硬いため、ランナーを選ぶ製品だと思います。
耐久性も相当強いのですが、横アーチのホールド力もかなり強く、生地が硬いため、人によっては違和感を感じてしまうリスクが有ると思います。筆者には若干硬く感じ、土踏まずに違和感を感じることもありました。
それでも個人的には、Findoutシリーズの次に気に入っている5本指ソックスです。
ファイテン(phiten) 足玉 5本指
ソラーチを開発しているファイテンだけあり、サポート感や履き心地、滑り止め、耐久性など基本的な要素はバランス良く備えている5本指ソックスです。
非常に良い製品なのですが、指部分が短いというのがこの5本指ソックスのネックなところです。
C3fit
この5本指ソックスは履き心地は良いのですが、耐久性が弱いことと滑りやすいことが課題です。筆者も2020年の別府大分毎日マラソンで使用しましたが、足が滑り30kmぐらいから爪が痛くなってきてしまいました。当時、何が理由なのかわからずにいましたが、今思うと「あー靴下に滑り止めがなく、足が靴の中で動いていたからだな」という感じです。
また別府大分毎日マラソンで使用した際、親指の先端部に即穴が開いてしまいましたのも残念でした。
履き心地はかなり良いため、短い距離限定で使うのであれば良い製品かなと思います。 (筆者も実際に使っています)
滑り止め付き5本指ソックス(Value Lab.)
こちらは楽天などで販売されている3足1,000円の5本指ソックスです。横アーチのホールド力は弱いものの、生地の素材が柔らかく、履き心地が良いのが特徴です。
生地が柔らかさは素材の他、生地の薄さによるところもあり、耐久性には若干の不安がありますが、短期で穴が開いてしまうことはなく、最低限の強度は備えていると思います。