サブスリーに向けた練習メニューをいくつか紹介します。限界突破マラソン練習法の岩本能史氏と筑波大学陸上競技部で駅伝監督を務める弘山勉コーチのメニューをかなり簡潔にサマった上、紹介します。(詳細についてご興味ある方は書籍でご確認ください)
マラソンサブスリー達成に向けたメニュー
マラソンサブスリーに向けては色々な練習メニューの情報が出回っていますが、クラブマイスターの代表であり自身もランナーの岩本能史氏と、2020年に筑波大学を26年ぶりの箱根駅伝本戦出場に導いた弘山勉コーチの練習メニューを紹介します。
どちらも、非常に細かい内容ですが、比較しやすいように極力サマりました。関心がある方は、以下の書籍を購入の上、細かなコンセプトまで理解していただくことをおすすめします。
岩本能史氏、弘山勉コーチとも、ポイント練習は2回、休養は週1-2回というところですね。弘山勉コーチのメニューは、休養は少ないように見えますが、バイクや筋トレなどのクロストレーニング日も設けられていますので、実際に走るのは週4-5回で、どちらも月間走行距離は距離はせいぜい250kmというところですね。
マラソンでサブスリーを達成するための走行距離
巷ではマラソンでサブスリーを達成するためには、月間300kmを3ヶ月続ける必要があると言われているようです。私は月間200kmを3ヶ月でマラソンに挑戦していますが3時間10分ぐらいの自己ベストにとどまっていますので、確かに月間300kmを3ヶ月続ければ結果的にサブスリーができそうだなという感覚はあります。
ただこれもよく言われることですが、300kmも中身が大事です。元祖東大箱根ランナーの松本翔さんも「毎日10kmの月間300kmと30キロ走を定期的に行った月間300kmでは意味が全く異なる」といっています。個人的には、しっかり距離走(25-30km)とインターバルを週1ずつやっていれば、月間走行距離は200km強でもサブスリーが達成できそうな気もします。(私は基本的に距離走をやらないので、それが悪いとはわかっているのですが...)